再就職手当を多く貰うコツ!アルバイトを織り交ぜつつ就活が吉

再就職手当は失業保険(基本手当)をもらっている状態で再就職等し支給残日数が3分の1以上残って入ればもらえる手当金です。

ネットとか見ると再就職手当は基本手当の7割とか6割だから基本手当を貰えるだけ貰ってしまった方が良いなんて意見があり、人それぞれの考え方があっても良いとは思いますが、都合良く貰いきった後にすぐ再就職先が見つかる保証はどこにも有りませんし、将来的な不安を持ったままでいるより出来るだけ早く再就職先を見つけた方が精神的にずっと楽になります。

積極的に求職活動していても中々決まらず支給残日数が3分の1を切ってしまう場合には再就職手当は貰えませんがそうでなければ検討してみる価値はあると思います。

目次

再就職手当を貰うための条件

そもそも論になってしまうのですが、再就職手当を貰うための条件はしっかり確認しておきましょう。

ハローワークの再就職手当についての案内

特に自己都合で退職した場合は再就職手当を貰うための条件が厳し目になっているので注意が必要です。

また、不正に受給したとみなされると俗に言う「3倍返し」という重いペナルティーを課せられてしまいます。条件は必ず確認しましょう!

再就職手当を多く貰うには基本手当の残日数を多くすること

再就職手当を多く貰うコツ!アルバイトを織り交ぜつつ就活が吉1

基本手当の所定給付日数の残日数が3分の1と3分の2では10%も違ってきます。たった1日の違いでも厳密に計算されるので、いつぐらいまでに再就職すれば良いか日程的な目処も立って職探しのモチベーションも上がります。

就活は中々自分の思うような条件が無くすんなりとはいきません。職種にもよりますが実際ハローワークに通ってみるとまずは書類選考というスタイルをとっているところも多く、面接までたどり着けないこともザラです。

なので少しでも気になる所があれば積極的に活動することが結果再就職手当を貰う際にも有利に働きます。

週20時間未満の単発アルバイトを入れて支給残数を減らさない

ハローワークの認定日に必ず「失業認定申告書」を提出しますが、活動を記録するカレンダーに4時間以上働いた場合に○をします。

ポイントは「4時間以上」かどうかというところで、4時間以上のアルバイトとかするとその日の分はアルバイト料がいくらか関係な基本手当は支払われません。

何だか損した気もしますが、支給されなかった分は繰り越されます!

ということは再就職手当を貰う時にちゃんとその分が加算されることになります。

これとは対象的に、4時間未満の場合は収入のあった日、金額、何日分の収入かを書く欄があります。

ざっくり書くと4時間未満で収入がある場合は基本手当日額かより少なく支給され、一日の基本手当の金額の80%よりも多く稼いでしまうと支給されなくなってしまいます。しかも支給日数としてカウントされてしまうので意味がありません。

求職活動は毎日するものでもないので、スポット的に4時間以上のアルバイトをした方が良いことになります。

ただし、

  • 最初の7日の待機期間はアルバイトをしてはいけない
  • 所定労働時間が週20時間未満であること
  • 31日以上の雇用が見込まれるところではアルバイトはしない
  • 受給できる期間は離職した日から1年なので、先送りにより受給期間が1年を越えてしまうと支給はされなくなるので注意

まとめ

再就職手当は支給残日数が3分の1以上残って入ればもらえる手当金です。

4時間以上のアルバイトをするとその日の分の基本手当は出ませんが、その分の基本手当は繰り越されます。なのでアルバイトをした分だけ求職活動が出来、再就職手当も4時間以上アルバイトした日数分が再就職手当にカウントされます。

また、再就職手当を受給しておくと、再就職先での賃金が離職前の賃金より低くなった場合に「就業促進定着手当」といった手当を受けることも出来ます(再就職後6ヶ月経過したら)。

就職というのは生活していく上で大切な要素になるので休職中の辛い中より有利に過ごしたいですね。

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

目次
閉じる