空気階段もぐらの優勝賞金で一体いくら税金がかかる?驚きの結果に

『キングオブコント(KOC)2021』決勝戦が2日、東京・赤坂のTBSで行われ、空気階段が14代目キングの栄光に輝き脚光を浴びています。

空気階段の鈴木もぐらさんは、ギャンブル好きが高じて借金550万円あるそうですが、今回のキングオブコントで優勝しましたから、優勝賞金1,000万円を相方の水川かたまりさんと折半になれば500万円ずつということになります。

インタビューで鈴木もぐらさんは借金の返済について「ちゃんと債権者の方に返すが、色々引かれたりすることを考えると返せて半分位かな」なんて言っていて水川かたまりさんから「そんなわけない」ってツッコミが入りました。

実際のところ、賞金500万円から何の位の所得税がかかってしまうのでしょうか?

気になりましたので調べてみました。

目次

優勝賞金にかかる税金

獲得賞金には所得税が発生します。

所得税といっても所得の種類によって10種類に分類され、その計算方法も異なります。

今回、鈴木もぐらさんの場合は、「一時所得」に該当するものと思われます。

優勝賞金のような一時所得は「総合課税」といって吉本興業から貰っている給与所得という別の種類の所得と合算して所得税が算出されますが、今回は優勝賞金だけを考えて所得税がいくら位になるのか計算しています。

鈴木もぐらさんにかかる所得税金額

一時所得による所得税額は以下の数式で算出できます。

一時所得の金額=総収入-その収入を得るために支出した金額(衣装代、交通費等)-特別控除額(最大50万円)

ここで、衣装代を多く申告すればその分所得税も安くなり、申告した金額が認められるかどうかは税務署の判断になりますが、普段の営業でも使っているはずなので、ここは一番辛めの支出0円にしてみます。

すると
一時所得の金額=500万-50万=450万円

課税対象の金額=一時所得の金額×1/2+他の所得
他の所得の部分も0とします。

すると、
課税対象の金額=450万円×1/2+0=225万円

225万円の場合、税率10%、控除額97,500円になります。

所得税=(課税対象の金額×税率-控除額)×1.021(復興特別所得税)で計算されます。

鈴木もぐらさんの優勝書金500万円にかかる所得税=(225万円×10%-97,500円)×1.021=130,100円

【結論】返せて半分位はありえません^^

鈴木もぐらさんの獲得賞金500万円であった場合、所得税は厳しく見積もっても13万円位なので手元には
487万円は残る計算になります。

550万円の半分くらいということは税金引いたら275万円位しか残らないというのはありえませんね
^^

周りが心配するように手元にお金があるとギャンブルで浪費しそうだから返せるだけ返してしまった方がよいですね。

まとめ

空気階段の鈴木もぐらさんの『キングオブコント(KOC)2021』の優勝賞金に一体いくら所得税がかかるのかシミュレーションしてみました。

正確には吉本興業から貰う給料などと合算して所得税は確定されるものですが、今回は優勝書金のみの場合いくら位になるのか調べてみました。

  • 優勝賞金は一時所得に該当
  • 500万円の場合は衣装代や交通費を0とした一番厳しい条件で130,100円位になるので手元には487万円位残る
  • 鈴木もぐらさんの半分くらいしか残らないはありえない

これから益々テレビに出る機会が増えそうな空気階段。今後の活躍に期待です。

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