秋の味覚といえば、果物!
中でもぶどうは高級志向が高まり、一昔のような皮をむく手間もはぶけ糖度も高くなっているので世代問わず人気のフルーツです。
人気が高い高級品種はお値段もそれなりになるので、自家消費用というよりも贈答品用として利用することも多いです。
せっかく贈答するのであれば相手にも喜んでもらいたいところです。
そんな中、ぶどうの高級新品種が話題になっています。
長野県果樹試験場で育成された「クイーンルージュ」。2019年に品種登録されたものですが、2021年に初出荷されました。
9月中旬から出荷されていますがすでに通販サイトでは売り切れているところも複数あり、人気ぶりが伺えます。
長野県はぶどうの出荷量が山梨県に次いで2位を誇る県です。
そんな長野県が今後力を入れていく「クイーンルージュ」についてと、すでに全国区となっている高級ぶどうのシャインマスカット、ナガノパープルについて調べてみました。
クイーンルージュについて
クイーンルージュは正式にはクイーンルージュ(R)で長野県の登録商標となっているため、現在は長野県内でしか栽培することが出来ません。種苗登録されている品種名は「長果G11」で、クイーンルージュ(R)という名称を使って長果G11を栽培・販売するには長野県の許諾が必要となります。
生産量がまだ少ないことからその希少性が高いのは仕方が有りません。2022年に本格流通させる計画なので出荷量も増えれば来年以降は食卓で楽しめる日を向かることになりそうです。
クイーンルージュは赤色のぶどうのユニコーンと白色のシャインマスカットの掛け合わせで作られた品種となります。
糖度が高く、シャインマスカットの掛け合わせだけあってほのかにマスカットの香りがするそうです。
シャインマスカット、ナガノパープルとの比較
クイーンルージュ | シャインマスカット | ナガノパープル | |
糖度 | 20度以上 | 20度前後 | 18〜21%程度 |
収穫時期 | 9月中旬~10月上旬 | 9月中旬~10月下旬 | 9月上旬から10月上旬 |
価格 | 秀 約1kg 2房 9,700円 (税込) | 秀 約1kg 2房 4,440円 (税込) | 秀 約1kg 2房 5,970円 (税込) |
特徴 | 種無しなので皮ごと食べられる 皮はシャインマスカットより薄い | 種無しなので皮ごと食べられる パリッとした食感 | 種無しの皮ごと食べられる 皮に含まれるポリフェノール含有量が多い |
上記に記載している糖度や収穫時期は収穫時期や天候によって変動する可能性があります。
価格については楽天市場の「ファーム大澤屋」で10月14日現在販売されているものを記載しています。
クイーンルージュの糖度についても、まだクイーンルージュの樹の年齢が若いため、今後樹齢が増してくると糖度が更に上る可能性があるようです。
しかし、やはりクイーンルージュは高いです。
クイーンルージュの口コミと購入方法
地元でも中々手に入りにくい状況なので、通販サイトでも売り切れているところもかなりあります。
楽天では販売しているところも見受けられましたが、売り切れになるのは時間の問題です。
まとめ
- クイーンルージュは2021年から出荷が始まった長野県限定栽培の高級ぶどう
- 糖度が高く、マスカットの香りがし、種がないので皮ごと食べられる
- 本格流通は来年以降になるので収穫量が増えて流通も増えれば今よりは価格が安くなりそう
- 流通量が少ない為、通販でも売り切れているところも多い
運良く食べることが出来た人はラッキーです。贈答品として贈ることが出来ればきっと相手は喜ぶことでしょう。
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