衆議院選挙の公示が今日され、31日に投票となる衆議院選挙。
小選挙区と比例代表あわせて465の議席を争います。
今回の選挙は何かと関心は高そうですが、中でも各党が打ち出す公約は、最大の関心事であることは間違いないのではないでしょうか?
どんな公約がされているか気になるポイントにはなりますが、中々比較するとなると面倒くさかったりします。
そんな中、衆議院選挙2021について大変興味深くかつわかりやすいサイトが開設されましたので紹介したいと思います。
NPO 法人Mielka が運営する「JAPAN CHOICE」というサイトです。
各党の公約の比較はもちろん、候補者情報やテキストや動画による情報提供など衆議院選挙にまつわる情報がわかります。
面白いのは16の質問に答えるだけで自分の意見に最も近い政党をマッチングしてくれる「投票ナビ」。
今回は「JAPAN CHOICE」について、どんな事が出来るのか、公約実現度について調べてみました。
「JAPAN CHOICE」について
ielkaは政治×テクノロジー×教育を軸に事業を展開するNPO法人で、2017年衆議院議員選挙、2019年参議院議員選挙に引き続き、今回アップデート版となるJAPAN CHOICEを公開しました。
Mielkaは特定の政党、宗教との関わりを一切持たず、政治的公平の立場を保持しているため、運営資金をクラウドファンディングで賄おうとしています。JAPAN CHOICEは完全に出来上がっていないため、候補者情報は見ることが出来ませんが近々見ることが出来ると思います。
NPO法人Mielka
〒602-0034
京都府京都市上京区築山南半町234大甚ビル302号室
公約比較だけでない!JAPAN CHOICでわかること
公開されている項目は以下のとおりです。
- 投票ナビ:16の質問に答えるだけで自分の意見に最も近い政党をマッチング。
- 候補者情報:経歴やどんな政策に注目しているのか、候補者が情報発信するホームページやSNSのリンク、選挙公報等を網羅
- 政策の比較:各党の政策や公約がタブ別にわかる
- 公約実現度:公約がどの程度実現されてきたか2017年の衆議院選挙での結果をふまえてグラフを交えて解説
- 世論の動き:2012年12月の第二次安倍内閣から8年間の内閣支持率を折れ線グラフで可視化するとともに、グラフ上にマウスと持ってくるとその時に起きたニュースが表示
- noteとYoutubeで選挙に関する情報
- 議員pedia:議員情報を政策や経歴などで指定するとバブルチャートが生成され、分布がわかる
公約実現度が面白い
選挙になると各党公約を発表しますが、やはりなんといっても守られて初めて公約に意味があります。
2017年の衆議院選挙での公約をどの程度守られてきたのかわかります。
欲を言えばもう少し前からわかれば信頼出来る政党の判断もよりしやすいと思います。
まとめ
- 2021年の衆議院選挙の投票は10月31日
- JAPAN CHOICEは、各党の公約をタブ形式で細かく比較することが出来る
- JAPAN CHOICEはその他に衆議院選挙にまつわるコンテンツを提供
- 候補者情報が未完成
- JAPAN CHOICEはこちら
選挙離れが進んでいる今の日本。前回2017年の衆議院選挙においては初めて選挙権年齢が18歳以上に引き下がれたのにもかかわらず投票率は53.68%で、前々回の投票率52.66%と比較しても1%程度しか上がりませんでした。
衆議院選挙は生活に直結する大切なもの。自分の意見が反映できるかどうかは別として意思表示はしたいところです。
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