10月2日から始まった第18回ショパン国際ピアノコンクールも3次予選の結果も発表され、いよいよ本選のみとなりました。
日本からは反田恭平さんと小林愛実さんが本選出場となりました。
お二人はすでにピアニストとして活動されているので日本でも有名ですが、お二人以外でも今回のショパンコンクールに出場された日本人は有名な方達ばかりで誰が勝ち残っていっても不思議ではありませんでした。
そんなつわ者揃いの中勝ち残っていくのは本当に大変な事なのでしょうが実力を出し切って日本人初となる優勝となれば最高ですね。
今回は、反田恭平さんと世界的にも超有名なピアノコンクールであるショパンコンクールについて調べてみました。
ショパンコンクールについて
ショパンコンクールは、ショパンの故郷であるポーランドで10月に行われるピアノの国際的なコンクールで、世界三大コンクールの一つです。
10月17日はショパンの命日になるので、ショパンの命日にかぶるように行われているといわれています。
第1回目は1927年ですが、戦争等のため第5回目の1955年以降、5年ごとに行われています。但し、今回の第18回目は本来昨年2020年ですが、コロナの影響の為2021年になっています。
出場資格は16歳以上30歳以下という年齢制限があり、コンクールに出場し、ファイナルに進出するまでにはいくつもハードルを乗り越えなければなりません。
演奏楽曲は全てショパンのもののみとなっています。
三次予選まではピアノのみの演奏ですが、ファイナル(本選)では協奏曲と決まっていますのでよりダイナミックに楽しむことが出来ます。
反田恭平さん・小林愛実さんについて
反田 恭平(そりた きょうへい)さん
1994年9月1日(27歳)北海道札幌市出身
小林 愛実(こばやし あいみ)さん
1995年9月23日(26歳)山口県宇部市出身
小林さんは前回のショパンコンクールでファイナルまで進みましたが、残念ながら入賞とはなりませんでした。それだけに今回は気合が入っているのではないでしょうか?
本選はピアノ協奏曲
ショパンは多くのピアノ曲を作っていますが、ピアノ協奏曲は2曲のみにとどまっています。
なので本選出場者はどちらかの協奏曲を選択して演奏することになります。
反田恭平さんと小林愛実さん共にピアノ協奏曲第1番を演奏します。
2曲とも非常に有名ですが、第1番は特に有名なのでクラシック音楽をあまり聞かない方でも耳にしたことがあると思います。
それにしても2曲ともショパンが20歳の時に作ったものというのも驚きです。
Youtubeでショパンコンクールの模様を見ることが出来るのは、とてもありがたいです。
まとめ
- 第18回ショパンピアノコンクールの本選(ファイナル)進出者12名が決まりました
- 反田恭平さん、小林愛実さんが進出しました
- 本選ではお二人とも「ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op.11」を演奏します
- Youtubeでライブ配信される
過去に日本人で優勝者がいないショパンピアノコンクール。優勝が全てでは有りませんが出来れば日本人の優勝者を見てみたい!期待しながら明日からの本選に期待します。
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